2010/01/31

秒給0.4円の男

監督中、あまりにも眠いので、
手のひらをつねる仕事をしていたところ、
時計の秒針が動いているのを見て、はたと気づく。
何故、秒針が動いているのか、
何故、定期的な感覚で動いているのか。
それは「距離」なのか。「一秒」とは「何秒」なのか。
何故、ほんのちょっと前まで、子供だったのに、
今はこんなおじさんになっているのか、などなど
疑問はつきなかったわけだが、
自分の「秒給」についても、検討せざるをえなかった。

概算で、一秒につき、0.4円 
2.5倍にしてようやく対等の1円になる
ということに、愕然とした。
今の給料を、2.5倍してようやく一秒1円。
恐らくほとんどの日本人が、
この中におさまってしまうという事実にやるせなさを感じる。
人の価値は、一秒1円で、凌ぎを削っている。
ここで一心不乱の様子で
紙に何事かを書き付けている人たちも、
自分の価値を高めたいからこそ
わざわざ高いお金を払って、
紙に記号と文字を書いているだろうに。。

幾ばくかの寂寥と眠気が無駄に襲ってきた。

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